小室 聖也
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審査に通りやすいクレジットカードは人によって異なります。
理由としては、各種クレジットカードごとに審査基準が異なり、申込者の状況によっても通過率は異なるからです。
基本的にクレジットカードは、毎月一定の収入があること、金融事故を起こしていない方であればカード発行は難しくありません。
そこで、今回は審査に通りやすいクレジットカードを3枚紹介していきます。
記事を読むことで、審査に通りやすくなるポイントや落ちる要因について解説していくので、クレジットカードの審査通過率をあげることができます!
目次
- 1 審査に通りやすいクレジットカードとは
- 2 審査が甘い・緩いと言ったクレジットカードを正確に判別することはできない
- 3 審査に通りやすいクレジットカードは4系統に分類される
- 4 審査に通りやすい流通系クレジットカード
- 5 審査に通りやすい消費者金融系クレジットカード
- 6 審査に通りやすい信販系クレジットカード
- 7 審査に通りやすいネットバンク系クレジットカード
- 8 審査に通りやすいクレジットカードランキングTOP3
- 9 審査に通りやすいクレジットカードランキング第1位:セディナカードJiyu!da!
- 10 審査に通りやすいクレジットカードランキング第2位:楽天カード
- 11 審査に通りやすいクレジットカードランキング第3位:JCB CARD W
- 12 クレジットカードの審査に通りやすくするために知っておきたい審査基準
- 13 クレジットカードの審査はまず信用情報(クレヒス)がチェックされます
- 14 属性情報(年収や職業、居住形態など)からスコアリングされる
- 15 クレジットカードの審査では3Cも重要です
- 16 クレジットカードの審査に落ちる理由
- 17 過去に延滞や自己破産など金融事故をしており信用情報に傷(ブラックリスト)がついている
- 18 金融事故はないが、「借金をしている」または「返済能力が低い」
- 19 複数のクレジットカード会社に多重申し込みしている
- 20 勤続年数が短かかったり、個人事業主など社会的信用レベルが低い
- 21 一度審査に落ちてから3ヶ月以内に再審査をしている
- 22 クレジットカードの審査に通りやすくする4つのポイント
- 23 申し込みの際には間違った情報や虚偽の申告をしない
- 24 キャッシング枠は後から設定できるので0円で申し込むこと
- 25 固定電話を引いておくと審査に通りやすくなる
- 26 無職の場合、収入(アフィリエイトや投資など)があることを証明できれば審査に通すことはできる
- 27 審査に通りやすいクレジットカードのまとめ
この記事の監修者 | 監修者詳細 |
山岸 優希 -Yuki Yamagishi- (ファイナンシャルプランナー) 日本FP協会の定めるファイナンシャルプランナーの資格を持ち、当サイトの金融系記事を監修。 ファイナンシャルプランナーの知識で、かねラボの記事を”より正しく””わかりやすい”ものにしている。 →くわしいプロフィールはこちら |
審査に通りやすいクレジットカードとは
審査に通りやすいクレジットカードとは、クレジットカード会社が定める審査基準が低いクレジットカードの事を指しています。
審査基準が低いクレジットカードであれば、学生や主婦、年金受給者の方でもクレジットカードを持つことができます。
クレジットカードは、基本的に毎月一定の収入がある、カードにこだわりがないという方であれば、選び方さえ間違えなければ誰でも審査に通過させることができます。
事実、無職の方でもなんらかの形で収入がある事を証明できれば、クレジットカードの審査に通過することができるのです。
世間一般的には、「セディナカードJiyu!da!」や「楽天カード」などが審査に通りやすいとTwitter上でよく言われています。
ねえ!!!
るんるん!!!
聞いて!!!
さっき!!!
楽天カードの審査30分で通ったよ!!! pic.twitter.com/p24Oh9MXEo— ごーず🦖@どんどんススムンガ (@GorzMonst) September 27, 2019
いやいやいやいや、楽天カード審査ガバガバ過ぎるでしょ pic.twitter.com/fxm2V4xYUc
— 🍓いちごの妖精さん🍓 (@requNyan) August 5, 2017
このように、審査に少し不安がある方が申し込んでも、すぐに審査通過結果が通知されるクレジットカードは審査に通りやすいクレジットカードと考えても良いのかもしれませんね!
審査が甘い・緩いと言ったクレジットカードを正確に判別することはできない
前述では選び方さえ間違えなければ、誰でもクレジットカードの審査に通過できると紹介しました。
しかし、「審査が甘い、緩い、通りやすいクレジットカードはこれ!」と判別することはできません。
なぜなら、クレジットカードの審査基準はどこのカード会社もその審査内容を公開していないからです。
また、仮に審査に落ちても、通っても理由は教えてくれません。
(※それがルールだからです)
あくまで審査に通りやすいと言われているだけで、特定のクレジットカードが誰でも審査に通過すると言った種類は存在していないのです。
では、どういったクレジットカードなら審査に通りやすいのか?を次の章で詳しく解説していきます。
審査に通りやすいクレジットカードは4系統に分類される
比較的に審査に通りやすいと言われるクレジットカードには、以下の4つのタイプのカードが挙げられます。
- 流通系クレジットカード
- 消費者金融系クレジットカード
- 信販系クレジットカード
- ネットバンク系クレジットカード
上記4つの系統のクレジットカードがなぜ審査に通りやすいと言われているのか?特徴やメリット・デメリットなどを紹介していきます。
審査に通りやすい流通系クレジットカード
流通系クレジットカードは「スーパーやコンビニ系」「ネットモール系」「百貨店系」の3種類に分けることができます。
審査に通りやすい特徴を持っているのはもちろんのこと、年会費無料、ポイント還元率が高い、優待割引やポイント還元率がアップするキャンペーンなどの特徴もあり、デメリットが少ないのでおすすめです。
代表的なクレジットカードには以下の3種類が挙げられます。
- マルイが発行する「エポスカード」
- イオンが発行する「イオンカード」
- セブンが発行する「セブンカード」
上記は比較的審査が通りやすいカードなので、まずは流通系のクレジットカードに申し込んでみましょう!
審査に通りやすい消費者金融系クレジットカード
流通系のクレジットカード審査に落ちてしまったら、消費者金融系のクレジットカードに申し込みをましょう。
理由としては、消費者金融系のクレジットカードと一般的なクレジットカードでは審査の基準が違うからです。
消費者金融系クレジットカードは、「返済能力を重要視している」のに対し、一般的なクレジットカードは「属性」を重要視しているからです。
もちろん、信用情報に傷が付いている、いわゆるブラックリスト入りしている方が審査に通ることはありません。
しかし、毎月一定の収入があれば、消費者金融系クレジットカードは審査に通りやすいので、流通系クレジットカードに落ちてしまったら消費者金融系クレジットカードを検討しましょう!
消費者金融系のクレジットカードでは以下の2種類しかありません。
- 独自審査でポイントが貯まりやすい「ライフカード」
- 即日受け取りや返済方法が選べる「アコムACマスターカード」
審査に通りやすい信販系クレジットカード
信販系クレジットカードは、カードの発行やカードローンを専門に扱っている信販会社が発行するクレジットカードです。
流通系や銀行系など色々種類がある中、信販系クレジットカードは最も歴史が長く、他のカードに比べてサービスに手が込んであるのが特徴的です。
デパートや電気量販店と提携しているものが多くポイント還元率が高く貯めやすい、優待割引で飲食店や娯楽施設をお得に楽しんだり。。。
とバラエティに特化しているのも信販系クレジットカードの特徴とも言えるでしょう!
信販系クレジットカードの代表的な種類は以下の3つです。
- アメリカン・エキスプレス・カード
- JCBカード
- セゾンカード
審査に通りやすいネットバンク系クレジットカード
ネットバンク系クレジットカードは、インターネットバンクが発行するクレジットカードで、代表的なクレジットカードには以下が挙げられます。
- 住信SBIネット銀行のミライノカード
- 楽天銀行の楽天カード
- イオン銀行のイオンカード
- セブン銀行のセブンカード・プラス
- ジャパンネット銀行のJNB VISAカード
ネットバンク系クレジットカードの特徴は、ATM手数料を無料にしたり、預金金利の優遇などがあるので、非常に魅力的です。
発行するカードの銀行口座を作る際に同時に申し込むことで、多少は審査に通りやすくなるクレジットカードだと言えます。
審査に通りやすいクレジットカードランキングTOP3
今回紹介する審査に通りやすいクレジットカードは以下の3枚です!
- セディナカードJiyu!da!
- 楽天カード
- JCB CARD W
以下の章で上記クレジットカードの特徴や審査基準について詳しく解説していきます!
審査に通りやすいクレジットカードランキング第1位:セディナカードJiyu!da!
概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%(200円=1ポイント) |
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay(iD)/QUICPay(クイックペイ)/セディナiD |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 発行手数料1,100円(税込) |
海外旅行傷害保険 | – |
交換可能マイル | JALマイル |
セディナカードJiyu!da!は他社のカード会社と審査のやり方が異なることから、他のクレジットカードに落ちても、セディナカードJiyu!da!なら通ると言うことがあります。
審査は「IBIS」という独自のシステムで行なっていますが、審査では、セディナカードJiyu!da!利用するかどうかを重視しています。
一般的なクレジットカードでは、信用情報や、返済能力など過去を重要視するのたいし、セディナカードJiyu!da!は現在安定した収入があるかどうかと、セディナカードJiyu!da!をしっかり使ってもらえるかどうかを審査しています。
セディナカードJiyu!da!は高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方であれば、誰でも申し込みが可能です!
- 高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方
- リボ払い専用クレジットカード
- 毎月の支払い金額を入会時に設定できる(5,000単位)
- 限度額をMAXに設定すれば手数料がかからず一括払いが可能
- インターネットや銀行ATMから好きな時に支払いが可能
- 対象店舗では、わくわくポイントがいつでも3倍
- 海外旅行・国内宿泊が毎月、1万円を1口として当たる
- リボ払い専用カードだから審査は甘めに設定されている
- iDが利用できるお店ではApple Payが利用可能
- 海外旅行傷害保険はついていない
- 国内旅行傷害保険は最大1,000万円まで補償
- ショッピング保険は国内外で最大50万円まで補償
審査に通りやすいクレジットカードランキング第2位:楽天カード
概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1%〜13% |
国際ブランド | VISA/JCB/ MasterCard/ AmericanExpress |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 税別500円 |
対応電子マネー | 楽天Edy/Apple Pay/楽天Pay |
交換可能マイル | ANAマイル |
年会費無料の代表格「楽天カード」も審査に通りやすいクレジットカードです。
日本で一番発行されているクレジットカードでもあることから、過去に金融事故や、延滞などを起こしていなければ基本的に審査に通過することは容易なカードでしょう。
ポイント還元率も1%と高い他、クレジットカードに必要な特典やサービスが最低限備わった万能カードです。
もちろん、安定した収入がないと審査通過は難しいですが、普通に働いている方であれば、ほぼ審査落ちはしないでしょう。
申し込み資格は高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方なので、初めてクレジットカードを作ると言う方は楽天カードがおすすめです!
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率が上がる条件を満たせば最大13%
- 楽天市場で楽天カード決済するとポイント還元率が3倍の3%!(通常100=1ポイント)
- 楽天グループ(楽天トラベルや楽天BOOKなど)のサービス利用で最大ポイント還元率10%!
- 海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで補償(利用付帯)
- 疾病・傷害に関する補償は最大200万円まで充実補償!
- 家族特約はないが、家族カードには補償があります
- 国際ブランドがVISA/JCB/MasterCard/アメックスの4つ選べる
- 家族カードの年会費も無料
- ETCカードは税別500円かかってしまう
審査に通りやすいクレジットカードランキング第3位:JCB CARD W
概要 | 詳細 |
券面 | |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1% |
国際ブランド | JCB |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
対応電子マネー | Apple Pay |
JCB CARD Wは39歳以下Web入会限定のクレジットカードです。
Web入会、39歳以下という制限がなければランキング上位に位置することができるほど優秀なクレジットカードです。
特にポイントを貯めることに特化したJCB CARD Wは常時1%還元と高還元率ですが、他にもポイント還元率をあげることが可能です。
いかにポイント還元率が上がる条件をまとめました。
条件 | 還元率 |
入会3ヶ月 | 2%プラス |
セブンイレブン | 2%プラス |
Amazon | 2%プラス |
イトーヨーカドー | 2%プラス |
スターバックス | 5.5%プラス |
OkiDokiランド経由 (オンラインショッピング) |
最大20倍 |
ポイントをとにかく貯めたいという方は、JCB CARD Wがおすすめです!
- 39歳以下Web入会限定のクレジットカード
- 年会費永年無料
- ポイント還元率常時1%(入会から3ヶ月間は+2%)
- セブン・Amazon・イトーヨーカドーでの利用は+2%
- スターバックスの利用で+5.5%
- ネットショッピングはOkiDokiランド経由で還元率最大20倍
クレジットカードの審査に通りやすくするために知っておきたい審査基準
クレジットカードの審査に通りやすくするためには、まずは「審査基準」について知っておく必要があります。
これからクレジットカードを作ろうと考えている方は以下の3つのポイントについて意識しておくことをおすすめします。
- 信用情報(クレヒス)
- 属性情報
- 3C
上記3つは「そもそもなんなのか?」「審査にどのように影響するのか?」について以下の章で詳しく解説していきます!
クレジットカードの審査はまず信用情報(クレヒス)がチェックされます
クレジットカードの信用情報とは、過去のクレジットカードや携帯代、ローンなどの金融取引状況を記録している情報の事です。
クレジットカードの審査では、申込者の信用情報をみて発行の可否を決めるのです。
信用情報の記録では、「支払いの延滞」や、「借金状況」、「自己破産や債務整理などをしていないか」などお金の取引情報がわかります。
カード会社はその情報を元に、「申込者にカードを発行しても問題ないか?」を見極めます。
支払いの延滞をしたことがない、借金やローンは今ないという方であれば、信用情報はかなり綺麗に状態で、ここで審査落ちすることはないでしょう。
クレジットカードの審査に通りやすくするには、この信用情報を出来るだけクリーンな状態にしておくことが審査基準のひとつとなります。
- クレジットカード会社が加盟する「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」
- 消費者金融や貸金業者が加盟する「株式会社日本信用情報機構(JICC)」
- 銀行系の会社が加盟する「全国銀行個人信用情報センター(KSC・全銀協・JBA)」
属性情報(年収や職業、居住形態など)からスコアリングされる
クレジットカードの審査基準には、「属性」も見られることを覚えておきましょう。
属性とは、対象の人物の年齢や性別、職業や勤め先の会社の規模、居住年数や形態などその人の個人情報そのものを指しています。
クレジットカードの審査では、この属性をスコアリングし、点数化しているのです。
スコアリングの評価を高くするには、社会的地位を上げることが重要になります。
「勤続年数が長い」「勤めてる会社が大きい」「一戸建てを所有している」「年収が高い」など、このような人は属性のスコアリングで高い評価をしてもらえます。
なので、クレジットカードの審査に通りやすく、ゴールドカードやプラチナカードなど種類も豊富に選べます。
逆に、「パート・アルバイト」「勤続年数が数ヶ月」「賃貸」「年収が低い」というような人はスコアリングの評価が低いです。
このような人は申し込みできるクレジットカードは限られ、社会的地位が高い人に比べて審査が通りにくいです。
クレジットカードの審査では3Cも重要です
クレジットカードの審査では、申込者の「3C」も発行の可否を決める判断材料として用いられます。
3Cとは「Capacity(資力)」「Character(性格)」「Capital(資産)」の総称のことです。
Capacity (資力) |
クレジットカードはいわゆる、「お金を貸す」仕組みを取っているので、安定かつ継続して一定の収入があるか、返済能力を見ています。 返済能力はクレジットカードの審査基準に置いて最も重要視されています。 |
Character (性格) |
性格では、お金に対する価値観を特に見ており、返済日にしっかりと支払いを行えるかどうかなど、その人の信頼性を見ています。 |
Capital (資産) |
資産とは、支払いが何らかの要因でできなくなった場合の負債の担保として、貯金や車、不動産、証券などをあるか見るものです。 |
申込者に対して、3Cの情報も考慮してクレジットカードの発行の可否を決めていることも覚えておきましょう!
クレジットカードの審査に落ちる理由
クレジットカードの審査に落ちる原因としてあげられるのは以下の5つです。
- 支払いの延滞により、信用情報に傷が付いている
- 借金が多い、返済能力が低い
- 複数のカード会社に多重申し込みしている
- 勤続年数が短い、パートやアルバイトなど社会的信用が低い
- 一度審査に落ちてから、申し込みまでの期間がみ時間
上記5つの審査に落ちる理由について以下の章で詳しく解説していきます。
これからクレジットカードを作ろうと考えている方はぜひ参考にしてください!
過去に延滞や自己破産など金融事故をしており信用情報に傷(ブラックリスト)がついている
クレジットカードの審査基準でお話ししたように、信用情報に傷がついているとほとんどのクレジットカード審査に通すことはできません。
過去に支払いの延滞や自己破産や債務整理を行なっている方は、基本カード審査に通すことはできないので、十分注意しましょう。
延滞に関しては、3ヶ月以上遅延することで、ブラックリスト入りし、約5年〜10年間はクレジットカードやローンを組むことができなくなるので、覚えておきましょう。
自己破産や債務整理は、借金を返済することができない方がとる処置のため、この状態もブラックリストと同じ状況になり、やはり審査通過は難しいでしょう。
金融事故はないが、「借金をしている」または「返済能力が低い」
安定した収入があっても多額の借金を抱えており、かつ収入が低いと返済能力が低いとみなされ、クレジットカードの審査に落ちることがあります。
もちろん、借金があるから審査に通らないというわけではありませんが、日本では「総量規制」があり、年収の3分の1以上の借金をすることが原則できません。
総量規制一杯まで借金をしているということは返済能力が0の扱いになるので、クレジットカードの審査に落ちてしまいます。
なので、借金は少なければ少ないほどクレジットカードの審査に通りやすくなるということです。
複数のクレジットカード会社に多重申し込みしている
クレジットカードの多重申し込みも審査に落ちる要因のひとつです。
理由としては、複数のカード会社に申し込みをする行為をカード会社は嫌うのもありますが、大きな理由としては、「クレジットカードの利用額を物理的に増やしているのではないか?」と疑うためです。
前述でもお話したように総量規制で、クレジットカードの利用限度額は異なりますが、これをカードを増やすことで物理的に増やすことができます。
これをすると、カード会社は申込者に対して、貸し倒れのリスクが高くなるので、審査落ちにし、リスクを回避するのです。
また、「申込者に発行しても、クレジットカードを使ってもらえないのではないか?」と言ったように疑心暗鬼になるため、クレジットカードの多重申し込みはやめましょう。
勤続年数が短かかったり、個人事業主など社会的信用レベルが低い
クレジットカードの審査に落ちる原因には他にもあります。
現在勤めている会社の勤続年数が短かったり、パートやアルバイト、開業1年目の個人事業主や法人の方など社会的信用が低い方はクレジットカードの審査に通りにくいです。
理由としては、返済能力が未知数だからという言葉が一番しっくり来るでしょう。
勤続年数が短い場合、すぐにやめてしまう可能性が高かったり、パートやアルバイトも収入が安定しにくい傾向にあります。
開業して間もない、個人事業主や法人も収入が安定しないこともあり、審査落ちしてしまうことがあります。
一度審査に落ちてから3ヶ月以内に再審査をしている
クレジットカードの審査に落ちて3ヶ月以内に再度クレジットカード(他のカード含む)に申し込みをしている人も、また審査落ちする可能性が高いです。
一度クレジットカードの審査に落ちている人は、何らかの基準を満たしていないことが原因になっていて間違いないです。
通常審査落ちしたら、次に審査落ちしないよう、収入をあげたり、勤続年数を長くする、借金がある人は減らすなどしてから再審査をするのが一般的です。
それには多少なりとも時間がかかるものですが、そのスパンが短いということは審査落ちした時と状況が変わっていないことが予想されるので、最低3ヶ月は他のカードに申し込むのは控えましょう。
クレジットカードの審査に通りやすくする4つのポイント
クレジットカードの審査に通りやすくするポイントには以下の4つが挙げられます。
- 申し込みの際に間違った情報や嘘の情報を入力しない
- キャッシング枠は後から設定できるので、0円で申し込む
- 携帯だけでなく、固定電話も引いておくと良い
- 無職でも何らかの収入を得ていること
上記4つのクレジットカードの審査に通りやすくするポイントを以下の章で詳しく解説していきます。
すぐに実践できる内容もあるので、これからクレジットカードを作ろうと考えている方はぜひ参考にしてください!
申し込みの際には間違った情報や虚偽の申告をしない
クレジットカードは基本的にWebから申し込むのが一般的です。
その際に個人情報の入力を求められますが、嘘の情報は決して記入しないようにしましょう。
例えば、パート・アルバイトにも関わらず、年収が800万円以上など、普通では考えられないようなことは嘘の申告かもしれないと確認されます。
また、間違った情報を入力するのも、確認が必要になってしまうため、手間がかかりクレジットカードの審査に通りにくくする要因となってしまいます。
なので、クレジットカードに申し込む際には、最低でも2回以上は申し込みに関してチェックをするようにしましょう!
キャッシング枠は後から設定できるので0円で申し込むこと
クレジットカードの審査を通りやすくするポイントは、キャッシング枠を0円にして申し込むことです。
理由としては、キャッシング枠を設けて申し込むことにより、審査基準が厳しくなるからです。
キャッシングはいわゆるお金を借りることに当たるので、より収入や返済能力を見られるようになり、審査に通りにくくします。
クレジットカードのキャッシング枠は、発行してからつけることができるので、クレジットカードの審査に少しでも通りやすくするならばキャッシング枠は0円で申し込みましょう!
固定電話を引いておくと審査に通りやすくなる
固定電話を引いておくことで、クレジットカードの審査に通りやすくなります。
クレジットカードの申し込み時には、「携帯電話番号」と「固定電話番号」を入力する欄がどのカードでもあります。
この際に、携帯電話だけでなく、固定電話も入力すると審査通過率がアップすることを覚えておきましょう。
理由としては、固定電話を引いておくこと、住所確認と在籍確認ができるからです。
カード会社は、固定電話の名義確認をするために、NTTの電子電話帳や104暗号案内などの個人情報を調べるシステムを活用します。
その際に、申込者の名前と名義が一致していれば、正しい情報という判断が下せるので、審査に通りやすくなります。
しかし、固定電話の有無で審査に通過するか否かが決まるわけではないので、固定電話をお持ちの方は入力しておくと良いでしょう。
無職の場合、収入(アフィリエイトや投資など)があることを証明できれば審査に通すことはできる
審査に通りやすいクレジットカードを探している方の中には無職の方もいるのではないでしょうか?
基本的に収入のない無職の方がクレジットカードの審査に通過することはありませんが、何らかの収入がある場合に限り審査に通過することができます。
何らかの収入とは、「アフィリエイト」や「投資関連(FXや仮想通貨など)」、「不動産収入」などです。
収入があることを証明できれば返済能力があると見なされクレジットカードの審査に通過することはができます。
審査に通りやすいクレジットカードのまとめ
「審査に通りやすいクレジットカードはこれ!」と一概に言うのは難しいです。
安定した収入があり、支払いの延滞や、過去に自己破産などをしたことがなければ、今回紹介したクレジットカードならなんなく通ると思います。
これからクレジットカードを作る人は、審査に落ちる要因と、通りやすくなるポイントをしっかり理解し、実践することで発行の確率がぐんと上がるので、ぜひ参考にしてみてください!