海外旅行保険が付帯されたクレジットカード11選|自動・利用付帯の違いと選ぶポイントについて解説

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小室 聖也

小室 聖也

経歴 2018年より、東証一部上場大手の信販会社や、大手銀行のコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングを主に手がける。 キャッシュレス・QR決済では500店舗以上の導入をサポートした実績を持ち、自ら指揮したプロジェクトは、地上波のテレビに報道されるなど、思わずシェアしたくなるような、わかりやすい説明が得意 記事に関する、お問い合わせ先:info.kanelabo@gmail.com

どうせクレジットカードを持つのであれば様々なサービスや特典がついたクレジットカードがほしいですよね?

特に海外旅行によく出かける、または今後行く予定があるという方であれば、なおさら海外旅行に特化した、保険やサービスが充実したクレジットカードが必須になります。

海外旅行保険が付帯されていてかつ、旅行に役立つサービスがある、そんなクレジットカードを探している方必見です。

今回は海外旅行保険が付帯されたおすすめのクレジットカードを11選紹介します。

この記事を読めば、旅行保険がついているクレジットカードはもちろん、自動付帯、利用付帯の違いや、条件、各クレジットカードの補償内容などなど詳しくご紹介していくのであなたにぴったりの海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを見つけることができますよ!

この記事の監修者 監修者詳細
山岸 優希 -Yuki Yamagishi- (ファイナンシャルプランナー) 山岸 優希 -Yuki Yamagishi- (ファイナンシャルプランナー) 日本FP協会の定めるファイナンシャルプランナーの資格を持ち、当サイトの金融系記事を監修。 ファイナンシャルプランナーの知識で、かねラボの記事を”より正しく””わかりやすい”ものにしている。 →くわしいプロフィールはこちら

海外旅行保険が付いたクレジットカードとは?


クレジットカードによく付帯されている海外旅行保険は、旅行会社と同様、またはそれ以上の保険の場合が多く補償額も1億円を超えるものもあります。

この章では、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険について詳しく紹介していきます。

クレジットカードに付帯されているのは海外旅行傷害保険

基本的にクレジットカードに付帯されている保険は海外旅行保険ではなく、海外旅行傷害保険になります。

海外旅行傷害保険とは、海外旅行で自宅を出てから家に帰宅するまでの期間を保証するもので、傷害保険とはまた別の保険になります。

保険の内容は基本的に、海外旅行中にケガや病気、死亡、盗難や破損、損害賠償などを引き起こした際に適用されるものがほとんどであり、海外旅行中に条件を満たすことで支払いが発生します。

海外旅行保険の自動付帯と利用付帯の違い

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードには主に2種類のサービスのどちらかがついてます。

その二つとは、海外旅行保険が自動付帯になっているか、利用付帯になっているかのどちらかです。

それぞれ、自動付帯、利用付帯の違いについてみていきましょう。

自動付帯は持っているだけで使える保険

海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードは、そのクレジットカードを所持しているだけで、自動的に保険が適用されることを指しています。
つまり、そのクレジットカードで何か契約や条件を満たさなくても海外旅行中の保険が自動で適用されるので、簡単に且つ安心して海外旅行を楽しむことができます。

利用付帯はそのカードを使った初めて使える保険

海外旅行保険が利用付帯のクレジットカードであれば、一定の条件を満たすことで、海外旅行保険が適用されるクレジットカードを指します。

例えば、利用付帯のクレジットカードで、飛行機のチケットを予約する、ホテルの予約をするなど。

そのクレジットカードを使わなければ海外旅行保険が機能しないものを利用付帯のクレジットカードになるのです。

おすすめはもちろん自動付帯のクレジットカードですが、時と場合によっては、利用付帯のクレジットカードを選んだ方が良い場合もあります。

メモ

よくあるパターンとしては、保険の合算が可能なため複数枚のクレジットカードを持つという方もいるので、自動付帯、利用付帯のどちらも持っておくと安心して海外旅行を楽しむことができるでしょう。

海外旅行保険がついたおすすめのクレジットカード11選


海外旅行保険がついたおすすめのクレジットカードを11選紹介します。

海外旅行保険だけではなく、旅行でありがたい特典やサービスがついている、国内保険、ショッピング保険も付帯されたクレジットカードもあるので、あなたにあったクレジットカードをここで見つけてくださいね!

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

アメックスゴールド の概要 詳細
券面
年会費 29,000円(税抜)
※初年度無料
ポイント還元率 0.50%
交換可能なマイル ANAマイル、スカイマイル
国際ブランド Americanexpress
海外旅行傷害保険 最大1億円
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★★★★

ステータスカードとして有名なアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード海外旅行傷害保険が最大1億円まで補償してくれるクレジットカードです。

自動付帯で海外旅行保険がついているのがミソで、社会人であればアメックスゴールドをおすすめいたします。

年会費は29,000円と高いように感じますが、海外旅行に特化した特典やサービスがかなり充実しており、海外旅行を全面的にサポートしてくれます。

また、ポイント還元率は普通のクレジットカードと変わりませんが、条件次第では還元率をあげることもできるので、通常還元率だけをみて判断しないように注意してください。

さらに、海外旅行保険だけでなく、航空便遅延費用補償(海外旅行のみ)も付帯されているので、より安心して海外旅行を楽しむことができますよ!

では、海外旅行時に役立つ特典やサービスにはどのようなものがあるのか以下で紹介していきます。

手荷物無料宅配サービスで行き帰りも楽チン♪

アメックスゴールドの特典の一つ手荷物無料宅配サービスは、出発時の自宅から空港、帰宅時の空港から自宅までのスーツケースをカード会員1名につき無料で宅配してくれるサービスです。

対象空港は、

  • 成田国際空港
  • 羽田空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港

アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで航空チケット、ホテルなどを簡単予約

アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインを利用すれば、航空チケット、ホテル、レンタカーなどをオンラインで予約することができ、カード会員でさらに割引やホテルの部屋のグレードアップなどが可能になります。

H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクでツアー、クルーズの予約も可能

H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクを利用すれば、国内外の旅行手配(パッケージツアーやクルーズ旅行)を電話一本で予約することができます。

アメックストラベルオンライと併用することで、旅行の企画を完成させることができます。

クレジットカードと搭乗券を見せれば空港ラウンジ利用可能

国内外の30以上の空港でアメックスゴールドカードと搭乗券を見せることで、空港のラウンジを同伴者一名まで無料で利用が可能になります。

飛行機の待ち時間をより快適に過ごすことができるでしょう。

プライオリティ・パスに加入すればVIPラウンジも無料で使える

全世界1,200ヶ所以上の空港でVIPラウンジが利用できるプライオリティ・パスに年会費無料で加入することができ、年に2回までVIPラウンジが利用できます。

アメックスゴールドの海外旅行傷害保険の支払額

海外旅行傷害保険
旅行代金をカードで決済した場合 旅行代金をカードで決済しない場合
基本カード会員 基本カード会員のご家族 基本カード会員 基本カード会員のご家族
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億円 最高1,000万円 最高5,000万円 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 最高 300万円 最高200万円 最高200万円
疾病治療費用保険金 最高 300万円 最高200万円 最高200万円
賠償責任保険金 最高4,000万円 最高4,000万円
携行品損害保険金
(免責3千円/年間限度額100万円)
旅行中最高50万円 旅行中最高50万円

※アメックスゴールドで旅行の決済をした場合としなかった場合で補償金額は変わります。

三井住友VISAゴールドカード

三井住友VISAゴールドカードの概要 詳細
券面
年会費 10,800円
条件付で翌年度以降も最大4,000円まで割引
ポイント還元率 0.5%
交換可能なマイル ANAマイル
国際ブランド VISA
海外旅行傷害保険 最高5,000万円
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★★★☆

三井住友VISAゴールドカードも海外旅行傷害保険が自動付帯されたおすすめのクレジットカードです。

年会費はオンライン入会に限り初年度無料になっています。

また年会費は4つのコースから選択することが可能で、WEB明細書+マイ・ペイすリボコースを選択することで、年会費を4,000円まで割引してくれます。
※30未満の方は申し込みができません。

保険の最高補償金額は最大5,000円とサービスは非常高いです。

しかし、三井住友VISAゴールドカードは、アメックスゴールドカード同様、自動付帯されている補償額と利用付帯で補償されている金額が異なるので注意が必要です。

簡単に説明すると、自動付帯の場合の補償金額は1,000万円、利用付帯の場合は、4,000万円の補償金額になっているので、合わせて最大5,000万円ということになります。

なので、三井住友VISAゴールドカード以外で、旅行に関する決済をしてしまうと自動付帯の1,000万円のみしか補償されないことになりますので、複数枚にカードを所持している状態の方は、他のカードの補償額と利用条件などを考慮した上で、決済カードを何にするかお選びください。

三井住友VISAゴールドカードを所持しているなら、そのカードで一枚で決済を済ませた方が良いとは思いますが、、、参考までに。

以下に三井住友VISAゴールドカードの保険について記載しておきます。

三井住友VISAゴールカードの海外旅行保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害
自動付帯1,000万円
利用付帯4,000万円
合計5,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 5,000万円
携行品損害 50万円
救援者費用 500万円

保険の適用条件は、以下の3つになりますので、事前に確認しておきましょう。

    • 日本出国前に航空機、電車、船舶、タクシー、バスなどの公共交通乗用具の利用代金をクレジット決済した場合

日本出国前に宿泊を伴う募集型企画旅行の旅行代金をクレジット決済した場合

日本出国後に公共交通乗用具の利用代金をはクレジット決済した場合

空港ラウンジが無料で使える

海外で役に立つ特典やサービスに関しては、空港ラウンジが無料で利用できることが挙げられます。

国内28ヶ所以上の空港で利用が可能なので日本から出国する際はリラックスした空間でフライトを待つことができます。

また同伴者は1名まで無料ですので、ご友人やカップルには入れしい特典ですね!

楽天カード

楽天カードの概要 詳細
券面
年会費 永年無料
ポイント還元率 1%
交換可能なマイル JALマイル
国際ブランド AmericanExpress.VIZA.JCB.MasterCard
海外旅行傷害保険 最高2,000万
付帯制度 利用付帯
おすすめ度 ★★☆☆☆

誰しも一度は聞いたことがあるであろう楽天カードも利用付帯ではありますが、海外旅行保険が付帯されたクレジットカードです。

利用条件としては、2つあります。

  • 自宅から出発空港までの交通費(飛行機、電車、バス、船)を楽天カードで支払う
  • 海外旅行代金(募集型企画旅行)を楽天カードで支払う

です。

また、保険の対象者が、基本カード会員と家族カードで決済した家族の方のみとなっているのでお子様の保険が対象になっていないので、デメリットになると思います。

なので、年会費が無料で比較的にポイントがたまりやすい物が欲しいと考えている独身の方におすすめしたクレジットカードになります。

海外旅行の特化した特別なサービスや特典はありませんが、年会費無料で、保険が付帯されていること、ポイント還元率が1%とというのは、非常に優れている部分でもあります。

また国際ブランドも最近アメリカンエキスプレスが追加され、現在VISA、JVB、MasterCardと4種類から選べるのも非常にありがたいですね!

以下に楽天カードの保険内容を記載しておきます。

楽天カードの海外旅行傷害保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任(免責なし) 2,000万円
救援者費用 200万円
携行品損害(免責金額3,000円) 20万円

エポスカード

エポスカードの概要 詳細
券面
年会費 永年無料
ポイント還元率 0.5%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド VISA
海外旅行傷害保険 最高500万円
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★☆☆☆

年会費永年無料のエポスカードも海外旅行傷害保険が最大500万円ついているクレジットカードです。

楽天カードに、補償額は落ちてしまいますが、自動付帯であることがポイントになるクレジットカードです。

また貯まったポイントは2種類のマイルに変換することができるのも楽天カードとの違いになるでしょう。

ポイント還元率も楽天カードに劣りますが、日常で使える、飲食店やカラオケなどの割引優待券がついているなど、より日常生活に特化したサービスが充実しているのがこのエポスカードになります。

年会費無料で海外旅行保険がついたクレジットカードをお探しの場合おすすめできるクレジットカードです。

エポスカードの海外旅行傷害保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
賠償責任(免責なし) 2,000万円
救援者費用 100万円
携行品損害(免責3,000円) 20万円

自動付帯の保険になっているため、利用条件は特に設けられておらず、海外で、病院が必要になった、観光中にデジカメを落として壊れてしまったなどの時にこの保険が頼りになるので、覚えておきましょう!

アメリカン・エキスプレス・カード

アメックスグリーンの概要 詳細
券面
年会費 12,000円(税抜)
※初年度無料
ポイント還元率 0.33%
交換可能なマイル ANAマイル、スカイマイル
国際ブランド Americanexpress
海外旅行傷害保険 最高5,000万円
付帯制度 利用付帯
おすすめ度 ★★★★☆

アメックスゴールドの下位互換に当たるアメリカン・エキスプレス・カードは、

他社のゴールカード並みの特典やサービスが充実したステータスカードです。

アメックスゴールドカードは他社のプラチナカード並みのステータスと特典を兼ね備えているので、ゴールドカードが難しいという方であれば、アメックスグリーンカードをおすすめします。

海外旅行保険が、アメックスグリーンの場合ゴールドと比べると5,000万円ほど下がってしまいますが、この補償金額はあの三井住友VISAゴールドカードと同じ金額です。

利用付帯ではあるもののそれは三井住友VISAゴールドカードも似たようなものなので、ステータス性も少しは欲しいという方であればアメックスグリーンを選ぶと良いでしょう。

さらに、アメックスの海外保険は家族特約がついており、カード一枚所持しているだけで、家族全員分の補償がされるというのがミソになっていて、家族持ちの方でも安心して選ぶことができます。

他にもアメックスゴールドには劣りますが、海外旅行に特化した特典やサービスが結構あります。

アメックスグリーンの海外旅行向け特典一覧

・同伴者1名まで国内外30ヶ所の空港ラウンジを無料で利用可能
・プライオリティ・パスが年会費無料で加入できる
・手荷物無料宅配サービスもあります!
・レンタカーサービスもあります!【ゴールドも有】
・海外旅行先でのレストランのご予約や医療機関の紹介【ゴールドも有】
・アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
・H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
などなど

アメックスグリーンの海外旅行傷害保険 保険金額 保険金額
カード会員 本人 家族
死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1,000万円
傷害・疾病・治療費用 最高100万円 最高100万円
賠償責任保険 最高3,000万円 最高3,000万円
携行品損害 1旅行につき30万円 1旅行につき30万円
救援者費用 最高200万円 最高200万円

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

セゾンゴールドアメックスの概要 詳細
券面
年会費 10,800円
(初年度無料)
ポイント還元率 0.75%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド AmericanExpress
海外旅行傷害保険 最高5,000万円
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★★★★

年会費初年度無料のセゾンブルーアメックス海外旅行保険が自動付帯されたクレジットカードです。

しかも国内外問わず最大5,000万円まで補償してくれるので旅行に特化したクレジットカードということがわかりますね!

海外旅行に関しては、なんの条件もなく自動付帯で補償がついているので、特におすすめしたいクレジットカードです。

家族特約もしっかり最高1,000万円まで保証されているので、ご家族の旅行の際もこのカードさえあれば安心といっても過言では有りません。

ポイント還元率もアメックスの種類の中では、高めに設定されており、マイルもANA、JALと2種類のマイルに変換可能です。

他にも海外旅行に特化した特典やサービスも充実しているのでそれぞれ紹介します。

プライオリティパスの年会費を優遇割引

アメックスゴールドにもついているプライオリティパスの年会費を割引してくれるサービスになります。

ほとんどの空港で新聞やジュースなどのサービスを受けることができます。

海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス

海外旅行に欠かせないインターネットや携帯電話などを割引価格で利用できる特典になります。

旅行先でインターネットに繋がらないなどの問題を未然に防ぐことができます。

現地通貨引き出しサービス(海外キャッシング)

現地での資金が足りなくなってしまった時に役立つのがキャッシングです。

現地通過を引き出すことが可能になるので、旅行先での資金不足に悩まさられることが無くなります。

ワールドおみやげサービス

世界中のお土産の商品カタログを掲載したサイトから購入することで、帰国後に配送してくれるサービスです。

これにより、荷物がかばるのを防ぐことができ、手荷物無料手配サービスと合わせて使えば快適に旅行を楽しむことができるでしょう。

海外アシスタンスデスク

海外アシスタントデスクを利用すれば、ホテルの予約はもちろん、現地のレストランの予約など日本で教えてくえるサービスです。

これさえあれば、現地で飲食店選びに迷うことなく、時間を有効に使うことができるようになります。

セゾンゴールドアメックスの海外旅行傷害保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任(免責なし) 3,000万円
救援者費用 10万円
携行品損害(免責3,000円) 20万円

REX CARD

REX CARDの概要 詳細
券面
年会費 永年無料
ポイント還元率 1.25%
交換可能なマイル ANAマイル
国際ブランド VISA、MasterCard
海外旅行傷害保険 最高2,000万
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★★☆☆

年会費無料で高還元率のREX CARDも海外旅行傷害保険が自動付帯されたクレジットカードです。

最大補償金額は最大2,000万円と普通ですが、自動付帯として保険が完備されているので、条件を問わずに守られます。

また、地域によって利用できるかどうか変わりますが、REX CARDでは、キャッシュレス診療が可能なので、旅行中にもし治療が必要な事件に遭遇した、巻き込まれてしまった際に役立つのが、キャッシュレス診療です。

キャッシュレス診療は、治療が必要になった際海外の病院で現地通貨を所持していなくても治療が受けられるサービスです。支払いは保険の範囲内であれば自動で支払ってくれるので、実質タダで治療受けることができます。

また、どのクレジットカードでも補償額の合算ができるので、REX CARDだけでは不安という方は、別のクレジットカードを複数所持しておくと安心ですよ!

REX CARDの海外旅行傷害保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害 2,000万
傷害治療費用 200万
疾病治療費用 200万
賠償責任(免責なし) 2,000万
救援者費用 200万
携行品損害 20万

dカード GOLD

dカード GOLDの概要 詳細
券面
年会費 10,800円
ポイント還元率 1%
交換可能なマイル JALマイル
国際ブランド VISA、MasterCard
海外旅行傷害保険 最大1億円
付帯制度 自動/利用付帯で変わる
おすすめ度 ★★★☆☆

ドコモの携帯料金、ドコモ光の利用料金をこのdカード GOLDで決済すると、1,000円につき、100ポイントたまる高還元率のクレジットカードです。

通常利用時の還元率1%と高く、なんと海外旅行傷害保険が1億円(自動付帯)もついたクレジットカードです。

また、ドコモのスマホや、iPhoneを購入してからの3年間は保証が最大10万円まで保証されているので、ドコモユーザーであれば持っていて損はしないクレジットカードです。

更に、紛失や破損、不正利用の保証まで抜かりなく付帯されており、非常に優れたクレジットカードです。

他にも海外旅行時に役立つ特典やサービスも充実しており、あのアメリカンエキスプレスにも引けを取らないサービス力です。
そんな特典サービスをこれから紹介していきます。

海外航空便遅延費用特約で飛行機の遅延補償もバッチリ!

dカード GOLDには飛行機の遅延にあった際にかかる費用を補償してくれる海外航空便遅延費用特約というサービスがあります。補償内容は以下の通りです。

  • 乗継遅延による宿泊や食事の費用を2万円まで補償
  • 手荷物の遅延による衣類や生活必需品購入費用を 1万円まで補償
  • 手荷物が紛失した際に衣類・生活必需品購入費用を2万円まで補償
  • 出航遅延や欠航によりかかった食事費用を1万円まで補償

国内・ハワイの主要空港でラウンジが無料でご利用になれます

dカード GOLDと航空チケットを係員に見せることで、国内の空港ラウンジが無料で利用できるサービスです。

VJデスクでホテル先やレストランなどの最新情報を入手!

海外での食事やホテルで困った!ガイドや通訳がいてほしい!お店の予約が面倒などの海外旅行で避けて通れないことをVJデスクがサポートしてくれます。

dカード GOLD 本人会員/家族会員 会員の家族
傷害死亡 1億円 1,000万円
傷害後遺障がい 400万円~1億円 40万円~1,000万円
傷害・疾病治療費用
(一事故/一疾病の限度額)
300万円 50万円
賠償責任
(一事故の限度額)
5,000万円 1,000万円
携行品損害
(年間限度額)
50万円 15万円
救援者費用
(年間限度額)
500万円 50万円

補償には家族特約があるので、ご家族分まとめて保証が適用されます。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード

セゾンブルーアメックスの概要 詳細
券面
年会費 26歳以下無料
(通常年会費3,000円/税抜)
ポイント還元率 0.5%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド AmericanExpress
海外旅行傷害保険 5,000万円
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★★★☆

セゾンゴールドアメックスの下位互換に当たるセゾンブルーアメックス海外旅行傷害保険が最大5,000万円まで補償されたクレジットカードです。

年会費が26歳以下であれば無料になるのがミソになっており、学生や社会人一年めの方に向けて作られたクレジットカードですので、審査も甘めに設定されています。

仮に26歳を超えていても、年会費3,000円ほどでアメックスが手に入るので入手難易度も低く誰でも入手可能なクレジットカードです。

ゴールドと同様の特典やサービスが受けられるので、海外旅行時も安心して楽しむことができるでしょう。

セゾンブルーアメックスの海外旅行傷害保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任(免責なし) 3,000万円
救援者費用 200万円
携行品損害(免責3,000円) 10万円

ミライノ カード GOLD

ミライノ カード GOLDの概要 詳細
券面
年会費 3,240円
※年間100万円利用で翌年無料
ポイント還元率 0.5%
交換可能なマイル
国際ブランド JCB
海外旅行傷害保険 最高5,000円
付帯制度 自動付帯
おすすめ度 ★★★☆☆

年会費たったの3,000円でゴールドカードが手に入るミライノカードは自動付帯で最大5,000万円まで補償してくれるクレジットカードの一つです。

カード発行をしてから次の年までにカード利用額が、100万円を超えていればよく年の年会費が無料になるので、メインカードとして日々利用していれば、基本年会費無料で使うことができます。

海外で役立つJCB GLOBAL WiFi、海外レンタカーサービスや空港宅配優待サービス、海外での紛失や盗難のサポートサービスがあります。

他のゴールドカードに比べれば特典やサービスは少なめですが、海外において必要最低限のサービスがついているのがこのクレジットカードです。

ミライノカードゴールドの海外旅行傷害保険 保険金額 会員の家族
傷害死亡・後遺障害 5,000万円 1,000万円
傷害治療費用 500万 250万
疾病治療費用 500万 250万
賠償責任(免責なし) 5,000万 2,500万
救援者費用 300万 150万
携行品損害(免責3,000円) 50万 25万

JCB CARD W

JCB CARD Wの概要 詳細
券面
年会費 39歳以下オンライン入会で永年無料
ポイント還元率 1%
交換可能なマイル ANAマイル、JALマイル
国際ブランド JCB
海外旅行傷害保険 最高2,000万
付帯制度 利用付帯
おすすめ度 ★★★★☆

最後に紹介するのクレジットカードは、39歳以下でインターネットから申し込みすれば入手できるJCB CARD Wです。また年会費は永年無料なので、維持費がかからないのが良いですね!

ただし海外旅行保険を適用させるには、搭乗する公共交通乗用具か参加する募集型企画旅行の料金をJCB CARD Wで支払わなければ適用されないので注意してください。

また、家族会員、19歳以下のお子様も補償の対象となっているので、ご家族丸ごと補償してくれるので、ありがたいですね!

JCB CARD Wの海外旅行傷害保険 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 100万円限度
疾病治療費用 100万円限度
賠償責任(免責なし) 2,000万円
救援者費用 100万円限度
携行品損害(免責3,000円) 20万円限度

海外旅行保険付帯のクレジットカードを選ぶポイント


ここまで様々な種類の海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを紹介してきましたが、正直、何を基準にカードを選べば良いのか難しいですよね!

そこで、海外旅行保険付帯のカード選びに迷っている方に選ぶポイントを解説してきます。

家族全員分が対象になっている

海外旅行保険の対象者範囲が、所持者だけでなく家族分も含まれれているものは家族を持つ人にとっては選ぶポイントの一つになるでしょう。

クレジットカード所持者しか対象にしていないクレジットカードもありますので、ご家庭を持つお父さん、お母さんであれば家族もしっかり保証してくれるクレジットカードがおすすめです!

補償額と条件が自分にあっている

補償額は高ければ高いほど良いですが、補償額が1億円を超えてくるようなクレジットカードは、その分年会費が高額であったりすることがあります。

旅行先の国の治安や安全性を考慮した上で、海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを選ぶこともカード選びの重要なポイントです。

例えば、親日の国でもあるタイやハワイなどの旅行に補償額が1億円付帯されていても、年会費だけで損をしているように感じてしまいがちです。

それよりも、海外旅行の際に役に立つ特典やサービス(手荷物手配サービスや空港ラウンジなど)が充実しているクレジットカードの方がよっぽど恩恵を受けることができるでしょう。

海外旅行保険の他に役立つ特典が揃っている

前述でも紹介しましたが、海外旅行保険付帯のクレジットカードを選ぶ際は、旅行の際に役立つ特典やサービスが充実しているかどうかも選ぶポイントになります。

クレジットカードによってサービスは変わるものの、やはり手荷物手配無料サービスや空港ラウンジ、空港の駐車場料金が割引になる、海外デスクがついているようなカードを選んだ方が海外旅行をより充実したものにしてくれます。

特典やサービスが充実しているクレジットカードでは年会費が多少かかりますが、年会費以上に元を取れるものが多いのも確かなので、これらが満たされていることも選ぶポイントになるでしょう。

海外旅行保険もっとお得に、安心に!


本来であればクレジットカードに付帯されている海外旅行保険で十分ことは足りると思いますが、海外旅行の安心感をより高めたいということであれば、それを叶える方法があります。

以下で紹介しますので、興味のある方は是非参考にしてみてくださいね!

複数枚のカードで補償額を上乗せできる

最初に少し紹介しましたが、複数枚のクレジットカードを所有していれば、その補償額を上乗せすることができるので、二重に保険をかけることができます。

よく複数枚のクレジットカードを所有していても、按分されてしまうから意味がないということを耳にしますが、元々保証金額が少ないカードの場合は、複数枚所持することで、上限額を高めることができるので、保証金額が少ないという方であれば、複数枚のクレジットカードを所持していることをお勧めします。

いくら按分といっても元が少なければあまり役には立たないので、覚えておきましょう。

クレカの保険にプラスして旅行会社の保険も検討する

クレジットカードの海外旅行保険にプラスして旅行保険に入れば海外旅行に関する保険料を安く済ませることができ、且つ安全性を高めることができます。

クレジットカード海外旅行保険には、疾病死亡に対応していないのです。

なので、持病を持って海外旅行に行く人もあまりいないとは思いますが、仕事の関係などで海外に行かねばならないなどの方は、疾病死亡まで対応した旅行保険にプラスして加入することをお勧めします。

それなりに料金はかかってしまうでしょうが、旅先で何かあった時では時すでに遅しです。
なので持病を持っている方は、旅行保険の別途加入も検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか海外旅行保険付帯のカードにも色々あることがわかっていただけましたでしょうか?

クレジットカードを選ぶ基準としては、自分の旅行先と体の健康状態、環境などを考慮して選ぶことをお勧めします。

また、利用付帯、自動付帯なのかもカード選びのポイントになるので、しっかり確認しておきましょう。

これらを考慮した上で、あなたの海外旅行ライフをより良いものにし、素晴らしい思い出や経験をしてくださいね!

ABOUTこの記事をかいた人

小室 聖也

経歴 2018年より、東証一部上場大手の信販会社や、大手銀行のコンテンツマーケティング、SEOコンサルティングを主に手がける。 キャッシュレス・QR決済では500店舗以上の導入をサポートした実績を持ち、自ら指揮したプロジェクトは、地上波のテレビに報道されるなど、思わずシェアしたくなるような、わかりやすい説明が得意 記事に関する、お問い合わせ先:info.kanelabo@gmail.com