
小室 聖也

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クレジットカード決済をお店に導入したいけど、どうせなら手数料が安い方式で使いたいと悩んでいませんか?
近年、日本でもどんどんキャッシュレス化が進み、これに伴って店舗運営者・事業者の方々たちは、急ピッチでお店をキャッシュレス対応のお店にしています。
政府の方でも、日本でキャッシュレス化を浸透させるために様々な施策をしており、キャッシュレス対応になっていないお店は今後なくなることが予想されます。
しかし、どうせクレジットカード決済を導入するのであればなるべく決済手数料を安くしたいと考えますよね!
そこで今回は、お店に決済手数料が一番安い方式で、クレジットカード決済を導入する方法について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、自分のお店が安い手数料でクレジットカードを導入できるようになるほか、同時にQRコード決済や電子マネー決済の必要性などもわかるので、店舗運営者・事業者様必見の内容です!
目次
- 1 クレジットカードの決済手数料とは?
- 2 クレジットカードの決済手数料を顧客に請求・負担させるのは規約違反
- 3 クレジットカード決済を導入する3つの方法
- 4 決済手数料が一番安いスマホ決済
- 5 大手企業のみ手数料を安くできるアクワイアラー(カード会社と直接契約)
- 6 アクワイアラーより安く、スマホ決済より高い決済代行会社と契約
- 7 クレジットカードの決済手数料が最も安いスマホ決済を徹底比較!
- 8 PayPayやLINEペイ、d払いも同時に使えるAirPAY
- 9 AirPayを導入したらPayPayにも申し込みをし、PayPay決済手数料を無料にしよう!
- 10 インバウンド対策ならWeChatPayにも対応しているSTORES(旧Coiney)
- 11 三井住友とみずほ銀行の口座をもっているならSquare(スクエア)
- 12 楽天銀行の口座なら即日入金可能な楽天ペイ
- 13 クレジットカード決済でスマホ決済を導入するメリット
- 14 クレジットカード決済を簡単に導入できる
- 15 クレジットカード最低決済手数料が最低3.24%〜とかなり安い
- 16 クレジットカード以外の決済手段も同時に導入できる
- 17 クレジットカード決済でスマホ決済を導入するデメリット
- 18 顧客情報の漏洩などのセキュリティ面が不安
- 19 紙のレシートが発行されないスマホ決済サービスもある
- 20 加盟店の審査に通過しなければ導入できない
- 21 【全国3,500人対象】日本のクレジットカード保有枚数は84%!
- 22 実はクレジットカード保有率は年々減少している
- 23 しかし、クレジットカードの利用額が増え続けている
- 24 キャッシュレス・消費者還元事業も2019年10月から始まる
- 25 クレジットカード決済を導入するなら手数料が安いAirPAYがおすすめ!
この記事の監修者 | 監修者詳細 |
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山岸 優希 -Yuki Yamagishi- (ファイナンシャルプランナー) 日本FP協会の定めるファイナンシャルプランナーの資格を持ち、当サイトの金融系記事を監修。 ファイナンシャルプランナーの知識で、かねラボの記事を”より正しく””わかりやすい”ものにしている。 →くわしいプロフィールはこちら |
クレジットカードの決済手数料とは?
クレジットカードの手数料とは、クレジットカード決済を導入している店舗が支払う料金のことです。
手数料が発生する条件は、お店のお会計の際に、顧客がクレジットカード支払いをした際に発生します。
この手数料は導入するサービスによって変動するため、事業者・店舗運営者は、できるだけ使いやすく、決済手数料が安いサービスを展開する企業を選ぶ必要があります。
クレジットカードの決済手数料を顧客に請求・負担させるのは規約違反
クレジットカードの手数料を支払うのが嫌という理由で、クレジットカード支払いをするお客様に商品やサービスの価格に手数料分を上乗せして請求するのは、規約違反になります。
第11条 (加盟店の義務、差別的取扱いの禁止等)
2.加盟店は、有効なカードを提示した会員または有効なギフトカードの使用者に対し、信用販売またはギフトカードの取扱いを拒絶したり、直接現金払いや他社の発行するクレジットカードまたはギフトカードの利用を要求したり、現金客と異なる代金を請求したり、信用販売またはギフトカードの取扱いの金額に本規約に定める以外の制限を設ける等、会員またはギフトカードの使用者に不利となる差別的取扱いを行わないものとします。
上記規約はクレジットカード会社のJCBの加盟店規約になります。
出典:https://www.jcb.co.jp/kiyaku/pdf/kameiten0705_02.pdf
JCB以外にもこのような規約が定められているので、手数料をお客様に請求するようなことはしないようにしましょう。
クレジットカード決済を導入する3つの方法
クレジットカード決済を導入にするには以下の3つの方法で、導入します。
- スマホ決済を展開している会社経由で導入
- アクワイアラー経由での導入
- 決済代行会社経由での導入
上記3つの導入方法について詳しく解説していきます。
決済手数料が一番安いスマホ決済
クレジットカードの決済手数料が一番安いスマホ決済には、AirPAYや楽天ペイ、PayPay、Square(スクエア)などの企業があげられます。
また、クレジットカードだけでなく、電子マネーやQRコード決済にも対応しています。
インバウンド対策としてもスマホ決済サービスを導入する店舗が今、右肩上がりに上昇しています。
基本的に、導入にあたっての費用やコストが0円のキャンペーンを行なっており、Web上から申し込みが可能です。
手っ取り早く手数料が安いクレジットカード決済を導入するので、あればスマホ決済サービスを活用しましょう。
大手企業のみ手数料を安くできるアクワイアラー(カード会社と直接契約)
アクワイアラーとはJCBやVISA、MasterCardのような国際ブランドの加盟店契約会社と直接契約をすることで、クレジットカード決済サービスを導入する方法です。
大手企業のみが決済手数料を安くできる理由は、決済の件数や金額が大手企業では多く、カード会社が手数料を多く取れるため優遇されています。
手数料も1%〜2%なので、有名大手企業はこの方法で導入するパターンが多いです。
大手に比べて中小企業は、顧客の数が少ない分、手数料が高いのです。
なので、大手企業がクレジットカード決済を導入するならアクワイラー経由で導入するのが一番決済手数料が安い導入方法になるでしょう。
アクワイアラーより安く、スマホ決済より高い決済代行会社と契約
決済代行会社とは、いわゆる代理店を経由してクレジットカード決済を導入する方法です。
近年では、スマホ決済の普及により、この方法でカード決済を導入する企業は減少傾向にあります。
理由としては、決済手数料が高いからです。
決済代行会社も事業規模によって手数料が異なります。(小規模の個人事業の場合クレジットカード決済手数料相場は4%~7%程)
そのため、この形式でクレジットカード決済を導入する事業者は減少しているのです。
クレジットカードの決済手数料が最も安いスマホ決済を徹底比較!
クレジットカード決済の手数料をやすくするには、中小企業の場合、スマホ決済を導入するのがおすすめです。
実は、スマホ決済のクレジットカード決済手数料は横並びでそこまで大差はありません。
そこで、スマホ決済サービスを展開している会社を4つ紹介します。
サービスの特徴や対象の決済など詳しく解説していきますので、これからクレジットカード決済を導入しようと考えている方は参考にしてください。
PayPayやLINEペイ、d払いも同時に使えるAirPAY

基本情報 | 詳細 |
初期費用・導入コスト | 無料 |
月額手数料 | 手数料のみ |
手数料 | 3.24%〜3.74% |
QRコード決済 | PayPay/LINEペイ/d払い/ Alipay/WeChatPay |
電子マネー | 利用可 |
国際ブランド | JCB/VISA/MasterCard/ Americanexpress/ Diners Club/Discover/ |
入金サイクル | みずほ、三菱東京UFJ、三井住友銀行は月6回 その他金融機関は月3回 |
振込手数料 | 無料 |
導入日数 | 最短当日 |
対応端末 | ios(Android不可) |
サイン支払い | 可能 |
暗証番号取引 | 可能 |
POSレジアプリ | Airレジ |
※AirPAYの利用にはiPhoneまたは、iPadが事前に必要になります。
AirPAYはQRコード決済や電子マネー、クレジットカードの決済に対応した万能型スマホ決済です。
支払いに関するものは全てiPad、またはiPhoneどちらか1台で処理することができ、操作が非常に簡単です。
導入コストが無料なほか、2019年10月から2020年6月末まで決済手数料を業界最安水準の実質2.16%で利用できるキャンペーンを行なっています。
導入までの日数も最短即日、平均1週間程度と早く、お店を安く、一気にキャッシュレス化したいのであればAirPAYの導入が最もおすすめです!
キャッシュレス支払いによる振込手数料は無料で、入金サイクルもみずほ/三菱東京UFJ/三井住友銀行であれば月6回、その他金融機関は月3回と申し分ないサイクルとなっています。
レシートの発行には別途専用のプリンターが必要となりますので、こちらは事前に準備しておきましょう!
- 2019年10月から2020年6月末まで決済手数料を業界最安水準の実質2.16%
- QRコード決済(PayPayやLINEペイなど)や電子マネー(Suicaなど)にも対応
- 導入費用やコストが無料!
- 最短当日に導入可能
- JCB、ダイナース、Discoverの手数料のみ3.74%(それ以外は3.24%)
- 入金サイクルは対象の口座であれば月6回(対象外は月3回)
- レシートを発行したい場合は、専用のプリンターの導入が必須
- 端末が小型なので場所を取らない
- iosのみ対応、iPhoneかiPadが必須

AirPayを導入したらPayPayにも申し込みをし、PayPay決済手数料を無料にしよう!
AirPayを導入することで、QRコード決済の「PayPay」にも対応することができますが、PayPayの決済手数料3.24%を取られてしまいます。
この手数料を無料にするにはAirPAYに申し込みをした後に、PayPayにも申し込みをしましょう。
PayPayの加盟店になることで、2021年9月30日までPayPayの決済手数料を無料にすることができます。
また、PayPay加盟店であることを証明できるPayPayキッドも届くので、AirPayを導入してPayPayの決済手数料を無料にしたければ、PayPayにも同時に申し込みをしましょう!
もちろんPayPayの申し込み・導入は無料でできるので、よりお得にAirPAYを使うことができますよ!

PayPay(ペイペイ)を導入する方法をやさしく解説!導入費用と決済手数料無料の期間、店舗に導入するメリット・デメリット
インバウンド対策ならWeChatPayにも対応しているSTORES(旧Coiney)

基本情報 | 詳細 |
初期費用・導入コスト | 無料 |
月額手数料 | 手数料のみ |
手数料 | 3.24%〜37.4% |
QRコード決済 | WeChatPay |
電子マネー | 利用可能 |
国際ブランド | JCB/VISA/MasterCard/ Americanexpress/ Diners Club/Discover/ |
入金サイクル | 月6回手動入金(初期設定)と月1回の自動入金を選択 |
振込手数料 | 10万円以上は無料、それ以下は200円 |
導入日数 | 2営〜5営 |
対応端末 | ios/Android |
サイン支払い | 可能 |
暗証番号取引 | 可能 |
POSレジアプリ | ユビレジ等パートナー |
インバウンド対策、特に中国人観光客をターゲットにしているならWeChatPayも同時に導入できるSTORESがおすすめです。
今後も中国人観光客が日本に多く来日することを考えるとWeChatPay、またはAliPayが導入されていないのはまずいと言えます。
現状すでに中国人観光客が売り上げの2割を締めているお店もあるほどで、中国人観光客からすれば、WeChatPayが日本で使えるのは当たり前のような感覚でいます。
なので、中国人観光客を囲い込みたいお店であれば、STORESがおすすめです。
今ならお申し込みをし、政府が2019年10月に行う消費税増税と並行して進んでいる、「キャッシュレス・消費者還元事業」の加盟店に登録をすれば、決済手数料が実質2.16%になるキャンペーンを行なっています。
「キャッシュレス・消費者還元事業」について記事後半で詳しく解説していきます。
- 導入コスト・費用が無料!
- WeChatPayに対応
- 決済手数料はJCB/ダイナースクラブ/Discover/が3.74%(それ以外3.24%)
- 入金回数月6回の手動入金(初期設定)と月1回自動振込
- 振込手数料10万円以上なら無料、以下なら210円
- 中国人観光客が多いお店におすすめ!
- 電子マネーの決済利用もできる!

三井住友とみずほ銀行の口座をもっているならSquare(スクエア)

基本情報 | 詳細 |
初期費用・導入コスト | 無料 |
月額手数料 | 手数料のみ |
手数料 | 3.25%(JCBのみ3.95%) |
QRコード決済 | – |
電子マネー | – |
国際ブランド | JCB/VISA/MasterCard/ Americanexpress/ Diners Club/Discover/ |
入金サイクル | みずほ銀行/三井住友銀行は翌日入金 その他金融機関は水曜日締め翌週金曜入金 |
振込手数料 | 無料 |
導入日数 | 最短当日 |
対応端末 | ios/Android |
サイン支払い | 可能 |
暗証番号取引 | – |
POSレジアプリ | Squeare POSレジ |
「Square」はクレジットカード決済のみ対応した、スマホ決済サービスです。
入金サイクルが短く、クレジットカード決済のみで大丈夫という方でしたら、こちらがおすすめです。
入金サイクルは、毎週水曜日に締めになり、金曜日に入金が行われます。
振込手数料も無料です。
クレジットカードの決済手数料は、JCBが3.95%で、それ以外の国際ブランドは、3.25%になります。
また、POSレジも無料で使えますが、パソコンのWebブラウザからSquareを利用することができます。
利用できる国際ブランドは、VISA/MasterCard/アメックス(ブラウザの場合の手数料3.75%)のみです。
基本は、「Square Reader(カードリーダー)」で決済するようにしましょう!
- クレジットカード決済のみ対応
- クレジットカード決済手数料はJCBのみ3.95%(それ以外は3.25%)
- 三井住友銀行とみずほ銀行は翌営業日に入金が可能
- その他の銀行は水曜日締めの毎週金曜日に入金
- パソコンのブラウザーから決済ができる(手数料3.75%)
- POSレジアプリが無料で使える(Airレジと連携可)
- ギフトカードやプリペイドカードが店舗オリジナルで発行可能
楽天銀行の口座なら即日入金可能な楽天ペイ

基本情報 | 詳細 |
初期費用・導入コスト | 無料 |
月額手数料 | 手数料のみ |
手数料 | 3.24%〜37.4% |
QRコード決済 | – |
電子マネー | 利用可 |
国際ブランド | JCB/VISA/MasterCard/ Americanexpress/ Diners Club/Discover/ |
入金サイクル | 楽天銀行なら翌日入金 それ以外は、振込操作が必要 |
振込手数料 | 楽天銀行のみ無料 それ以外は210円 |
導入日数 | 1週間〜2週間 |
対応端末 | ios/Android |
サイン支払い | 可能 |
暗証番号取引 | 可能 |
POSレジアプリ | ユビレジ等パートナー |
楽天ペイとは、QRコード決済(楽天ペイ/auペイ)、電子マネー、クレジットカード決済に対応したスマホ決済サービスです。
楽天銀行の口座を持っている方で、電子マネー決済にも対応したいという方でには特におすすめです。
クレジットカード決済ももちろん可能で、利用者側は楽天カードで楽天ペイ支払いをすればポイントが1.5%付与されます。
また、楽天銀行なら翌日入金が可能で、振込手数料もかかりません。
しかし、楽天銀行以外だと決済手数料が210円ほどかかってしまうので、楽天銀行を使っていない方には特にメリットはないです。
決済手数料に関しても、JCB/ダイナースクラブ/Diccover/が3.74%、それ以外の国際ブランドであれば、3.24%と他のスマホ決済サービスと変わらない手数料になります。
- 導入費用・コスト無料!
- 楽天ペイ利用者はクレジットカードよりもポイントが貯まる(還元率100=1.5%)
- 楽天銀行なら振込手数料無料・翌日入金可能
- 楽天銀行以外だと振込操作が必要な上、手数料210円がかかる
- 電子マネー決済が同時に利用可能
- QRコード決済にも対応(AUペイ、楽天ペイ)
- 楽天市場でも利用可能
クレジットカード決済でスマホ決済を導入するメリット
では、スマホ決済を店舗が導入するにあたってのメリットが主に以下の3つです。
- クレジットカード決済を簡単に導入できる
- クレジットカード最低決済手数料が3.24%〜とかなり安い
- クレジットカード以外の決済手段も同時に導入できる
上記メリットについて以下の章で詳しく解説していくので、見ていきましょう!
クレジットカード決済を簡単に導入できる
スマホ決済は、Webから簡単に申し込みができるのも魅力のひとつですが、導入もかなり簡単にできるのがメリットのひとつです。
お申し込みをした後、加盟店審査が行われ、審査に通過すると「カードリーダー」が届くので、そちらを設置すれば、すぐにでもクレジットカード決済が可能なお店に変わります。
手数料も安く、導入も簡単なスマホ決済が普及する理由が顕著に出ていますね!
クレジットカード最低決済手数料が最低3.24%〜とかなり安い
スマホ決済サービスのクレジットカード決済手数料はどの企業も横並びです。
他の方式と比べれば、一番安い形で導入ができるので、これはメリットと言えます。
その証拠に、決済代行会社を利用する事業者・店舗運営者が減っている傾向にあります。
これからクレジットカード決済を導入しようと考えている事業者はスマホ決済を導入しましょう!
クレジットカード以外の決済手段も同時に導入できる
スマホ決済を導入すると、どのサービス会社を利用するかで異なりはしますが、QRコード決済や電子マネー決済などの他社の決済サービスも同時に導入することができます。
例えば、最近話題のPayPayでは、導入すると同時にAliPayも利用できるようになります。
しかも、PayPayからAliPayを導入すると決済手数料が期間限定ではありますが、無料になったりもします。
できるなら、ほとんどの決済に対応しているAirPAYをお店に導入すると良いでしょう。
特に、決済手段が多いサービスでは、インバウンド対策にも繋がるので、一気にキャッシュレスのお店に様変わりすることが可能です。
クレジットカード決済でスマホ決済を導入するデメリット
では、スマホ決済をお店に導入することで想定されるデメリットは何があるのか?
それは以下の3つになります。
- 顧客情報の漏洩などのセキュリティ面が不安
- 紙のレシートが発行されいスマホ決済もある
- 加盟店の審査に通過しなければ導入できない
上記デメリットについて以下の章で詳しく解説していきます。
顧客情報の漏洩などのセキュリティ面が不安
スマホ決済サービスの導入にあたって懸念されるのは、セキュリティ面です。
以前PayPayでは、クレジットカード情報が漏洩する事件があったのもまだ記憶に新しいのではないでしょうか?
現在は2段階システムを導入することで、セキュリティ面では強化されていますが、この不安を払拭するには、まだ時間がかかると思います。
紙のレシートが発行されないスマホ決済サービスもある
オプションサービスでレジサービスを活用すれば、レシート発行は可能ですが、基本有料サービスになります。
お店によっては、レシートを発行してもらえない箇所もまだあるでしょう。
レシートを発行する場合、既存のレジを改装、オプションのPOSレジサービスを導入する必要があります。
なので、そういった面でコストがかかってしまうことがあるので、十分留意しておきましょう。
加盟店の審査に通過しなければ導入できない
スマホ決済をお店に導入するにあたってどのお店も必ず加盟店の審査を受ける必要があります。
この審査に通過しなければ、お店にクレジットカード決済を導入することができません。
審査で見られるのは、「しっかりしたお店かどうか」「加盟店としてふさわしいかどうか」です。
公式サイトがあるか、登記はしてあるか、個人なのかなどを審査するので、ホワイトに運営している方であれば基本審査に通過するのは容易と言えます。
しかし、審査があるのは正直面倒だと思います。
【全国3,500人対象】日本のクレジットカード保有枚数は84%!
クレジットカード決済を導入すると言っても、実際に日本ではどのくらい普及しているのか疑問に思いますよね?
株式会社JCBの調べによると(【クレジットカードに関する総合調査】2016年度版 調査結果レポート)、日本のクレジットカード保有枚数は84.2%とかなり高水準でカードを保有しています。

出典:https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/20170217.pdf
普及率だけで言えば、かなり浸透していることが伺えると思います。
実はクレジットカード保有率は年々減少している
先ほどのグラフを見ると保有枚数は年々減少してるじゃないの?
と思う方もいるでしょう。
これは、クレジットカード以外のキャッシュレス決済がどんどん普及してきたからというのが理由のひとつとして挙げられます。
例えば、Suicaなどの電子マネーや、PayPayのQRコード決済の普及が要因でしょう。
しかし、クレジットカードの利用額が増え続けている
クレジットカードの保有枚数は少し減少していますが、これからは伸びる傾向にあるのは間違いありません。
その理由としては、クレジットカードの利用金額が年々上昇傾向にあるからです。
以下の表では2013年から2016年までのクレジットカードの利用金額の推移を表した表になります。
クレジットカードの年間信用給与額 (単位:億円/%) |
信用供与額 | 前年比(%) | 信用供与残高 (当該年12月末時点) |
前年比(%) |
平成25年(2013年) | 417.915 | – | 79.876 | – |
平成26年(2014年) | 462.663 | 10.7 | 85.797 | 7.4 |
平成27年(2015年) | 498.341 | 7.7 | 92.804 | 8.2 |
平成28年(2016年) | 539.265 | 8.2 | 100.227 | 8 |
参考:日本のクレジットカード統計 2015年(平成27年版)版
表を見てわかる通り、クレジットカードの利用額は年々上昇傾向にあり、2015年から2016年にかけては49兆円から54兆円に伸びており、伸び率は8%とかなり数字が叩き出されています。
このことから、今後もクレジットカード決済を利用する人はどんどん増えていくので、クレジットカード決済をお店に導入することは必須条件となるでしょう。
キャッシュレス・消費者還元事業も2019年10月から始まる
2019年の10月から消費税が10%に上がることはご存知でしょうか?
今回の消費税増税と同時にキャッシュレスの浸透も並行して進められており、増税後キャッシュレス決済をすることで、期間限定ではありますが、2%から5%のポイントを受け取ることができるようになります。
通常のポイントとプラスして付与されるので、結果的に増税分をポイントで相殺することができます。
このことから、若年層から高齢者層までクレジットカードを使う人が増えることが予測されます。
また、保有率も同時に上がっていくことでしょう。
なので、クレジットカード決済をお店に導入する場合、増税前までには完了させておきましょう!
消費税10%引き上げとキャッシュレス・消費者還元事業について解説!キャッシュレス決済でポイントを2%か5%で貯める方法
クレジットカード決済を導入するなら手数料が安いAirPAYがおすすめ!
クレジットカードの決済手数料を一番安くするには、事業規模に適した方式で導入することが安くすることができることがお分かりいただけましたか?
クレジットカード決済を導入するには、スマホ決済/決済代行会社/アクワイアラーで直接契約するの3つの方式がありますが。
大手企業なら、アクワイアラー経由での導入、それ以外の場合はスマホ決済サービスとの契約でクレジットカード決済を導入しましょう。
スマホ決済サービスのおすすめは「AirPAY」です。
AirPAYならクレジットカード決済手数料が3.24%〜3.74%と安いです。
また、今話題のPayPayやLINEペイ、d払いのQRコード決済も同時に導入することができます。
さらに、インバウンド対策として中国の「WeChatPay」「AliPay」も導入可能なので、ほとんどのキャッシュレス決済に対応することができます。
AirPAYは導入にあたっての費用やコストがかからない上、Webから簡単にお申し込みすることができ、インターネット環境さえ整っていればすぐにでもクレジットカード決済をお店に導入することができます!
これからキャッシュレスのお店にしようと考えている方は、ぜひAirPAYを検討してみてはいかがでしょうか?
